DIARY

工房織座モノがたり

ストール作りワークショップ レポート 2/2

08.07.2017

 

 

 

→ ストール作りワークショップ 取材1/2からの続き

 

小学6年生のYちゃんの体験を、取材させていただきました。

 

 

■15時00分 「織り」■

 

さて、糸選び、デザイン、プログラム作成と、

約1時間半かけて「準備」を進めてきましたが、

これからが、今回のワークショップのメインと言ってもいい、「織り」の作業です。

 

いざ「織り」となると、ちゃんとできるかな、と緊張される方がいらっしゃいます。

実は、私不器用なんです、、、とおっしゃる方も。

しかし、不安に思われなくて大丈夫!

過去体験された方みなさん、問題なく織れています。

 

まずは本番の「織り」の前に、5分~10分くらいかけて、

織りの練習をします。その時点で、みなさんコツをつかまれます。

 

合わせて、シャトルのよこ糸を変える練習をします。

よこ糸の色が変わったり、糸が無くなったりすると、シャトルの中の糸を取り替えます。

 

ストールを織るとなると結構な頻度で糸を変えるので、自分でできるように練習をします。

 

これがよこ糸を織る「シャトル」 です。

 

 

 ある程度、問題なくできるようになれば、本番の織りにかかります。

 

 

 

明治時代の足踏み織機、木の板の椅子に座って織ります。

「踏み木」という足をのせるペダルのようなものがあり、それを右左と1回ずつこぐと、シャトルが1往復します。

 

シャトルが往復する以外にも、「開口」「筬うち」「巻き取り」など、

機織りで必要な作業が、足踏みによりすべて連動され行われます。

 

 

・・・言葉にするといろいろよくわからないので、このときtwitterに載せた動画を、リンクします。

ご覧になってみてください。

 

 

 

 

こんな感じで結構速いです。

自転車をこぐ感覚で、リズムよく織ることで織物が織られていきます。

 

 

 

シャトルが早いスピードでシュンと飛んでいる様子です。

 

一色織りあげる都度、プログラム表へのチェックを欠かさず行うことで、

織る回数や織る順番を間違えること無く、織り進められます。

 

足踏み織機には、このようなカウンターがついています。

 

上のカウンターは、トータルの打ち込み回数(よこ糸の本数)。

下のカウンターは、色糸ごとの打ち込み回数。

次の色糸に替えるタイミングで下のカウンターをリセットをし、

間違いの無いように織りあげていきます。

 

 

 

 

最初はぎこちなかった、シャトルの糸を変える作業ですが、

途中からは、代表がいなくても一人でサクサクと替えられるようになりました。

Yちゃん、最終的にリズミカルに、軽やかに、織機を動かしていました。

 

 

織りをはじめて、約1時間、全て織り終えました。

時刻は16時30分。

 

 

 

■16時30分 「房結び、洗い、仕上げ」■

 

 

織ったストールをハサミでカットし、テーブルに置いてみました。

 

 

 

これまで頑張ってきた成果が形として現れ、Yちゃん嬉しそう。

 

しかし、この織物はまだ糸に「糊」が着いた状態で、少し硬い。

まだ終わりではありません、最後の仕上げが残されています。

 

 

 

まずは、両端の房結び。

お母さんと一緒に、丁寧に結んでいきます。

 

 

そして、糊抜き作業。

湯がいて、糊を落とします。

 

そして、水洗い。

 

軽く脱水をかけて、干します。

薄手の生地ですので、この時期だと、15分くらいでそこそこ乾きます。

 

 

あとは、両端から飛び出た糸を切ったり、アイロンがけをして、、、

 

17時10分頃、ようやく完成をしました!

 

 

 

 

■17時10分 「完成!」■

 

 

Yちゃんの作ったストール、全ての工程を4時間未満で作り上げました。

 

 

夏にぴったりの爽やかなカラー。

アシンメトリーなデザインなので、巻いて表情が出てとても素敵です。

たて糸がシルクなので、全体的に滑らかさと光沢があります。

 

 

壁面にライティングをして撮影会をしました。

Yちゃんも「商品みたい」と、何度もカメラに収めています。

 

 

そして、最後に記念撮影。

Yちゃんにモデルになってもらいました。

 

 

 

トータル約4時間、

糸選びから、デザイン、そして織り、仕上げなど、全ての工程を踏まえて、

工房織座のワークショップ「ストール作り」は完成します。

 

 

 

日本全国に様々な体験や、ワークショップがあると思いますが、

短時間でストールを作って持ち帰れる、というのはとても珍しいのでは、と思っています。

 

また、自由に糸を選んで、自由にデザインができる、となると、なおさら珍しい。

 

 

織りというのは、編みとは違って機織り機が必要で、

準備も大変ですのでハードルが高く感じられがちですが、

でも、この足踏み織機だと、短時間で、しかも簡単にものづくりができます。

 

ぜひ、自分の理想とする、ものづくりやデザインを、ストールという形にして、

巻いて嬉しく心地の良い気持ちになっていただれば、私たちも嬉しいです。

 

『ストール作りワークショップ』

 

 

内容

希少性のある足踏み織機を使ってマフラー・ストールを織ります。

デザインするのは、マフラーのサイズ、糸の色、色の素材と太さ、たて糸のセレクト、よこ糸の入れ方、目の粗さ、など、全てご自身で企画デザインし、他にはない、オンリーワンのマフラー、ストールを短時間で完成まで作りあげます。

 

織機

明治時代の足踏み織機

 

日程

完全予約制 

(工房織座のホームページのトップページ下のカレンダーをご確認ください。

ワークショップ不可の日の日程を記載しております。メール、電話にてご予約ください。)

体験人数

1人  (2人も可 事前にご相談ください)

 

時間

およそ4時間 (2人の場合およそ6時間)

 

受講料

1枚 10,000円(税込) ※作られた商品代も含まれます。

 

 

★詳しくは下記サイトより

http://www.oriza.jp/workshop

 

 

 

 

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